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2018-01-15 00:00:00

定期的に安定した収入を得ることのできるメリットの多い不動産投資ですが、もちろんデメリットも存在します。ここでは、不動産投資におけるデメリットについて紹介します。

 

空室発生による利回り低下リスク

賃貸経営においては、相場価格からある程度、正確な賃料収入を算定することができます。
しかし、賃貸市場はあくまで需要と供給のバランスで決まります。したがって、やはり「入居者が退去し、次の契約者がなかなか決まらない」といったような空室の長期化により、予定していた利回りを得られない可能性もあります。

 

賃料滞納者の発生による利回り低下リスク
ほとんどの入居者はきちんと家賃等を納めてくれますが、一部、賃料を滞納してしまう方の存在も考えられます。賃料滞納者の影響によっても予定していた利回りを得られないケースがあります。加えて、賃料回収にかかる手間も負担になってくるといえるでしょう。

 

建物の老朽化と修繕コスト
当然、建物は年月が経つにつれて老朽化が進みます。常に最良の状態を維持する為には、メンテナンスが必要となり、予想を上回る修繕費や補修費が必要となるケースもあります。これを怠ってしまうと、入居者にとって魅力的な物件として映らなくなってしまい、入居率の低下を招き、期待していた賃料収入を得られなくなってしまいます。

 

不動産価格の下落
社会情勢や市況の変化により、不動産価格が下落することも考えられ、この場合は売却の際に「売却損」をしてしまう場合があります。

 

ローンにおける金利の上昇
ローンを活用して不動産投資を行う場合、金利が上がると返済額がアップすることになってしまい、これはリスクとなります。ただし、繰上げ返済をする、返済期間を短く設定する、固定期間を長くするなどをすることによって対策をすることができます。

 

天災リスク
こちらは、近年さらに高まってきているリスクといえるかもしれません。地震等の天災によって建物が破損、倒壊してしまった場合は、賃貸物件として使用することができなくなってしまい、当然家賃収入が得られなくなります。

 

事故物件リスク
孤独死等が話題にのぼる昨今。不動産投資においても、所有している物件の中で入居者が死亡してしまったり、何らかの事件現場になったりと「事故物件」となってしまうリスクも考えられます。

 

売却のタイミングによるリスク
「今すぐ手元に現金が欲しい」と思っても、不動産は買い手がいてはじめて現金化できるもの。もちろん、直ぐには買い手が見つからない場合があります。また、今後いつ、どれくらいの価格で買い手がつくのか等、正確に読み切れないということが考えられます。

 

不動産投資を考える方は、このデメリットばかり考えても仕方ありませんが、リスクをしっておけば、いざそのようになった際への備えをすることができると共に、それを回避するための手段をとることができます。デメリットもしっかりと把握した上で、戦略をたてていきましょう。


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