数ある投資の中でも、不動産投資は投資家に大きなメリットがある投資となっています。
その特徴とは、融資を受けて投資を始められる点です。そこで不動産投資を他の投資と比較したときのメリットを、ここでは紹介します。
1.不動産投資は融資を受けられる
不動産投資の最大のメリット、それは金融機関から融資を受けられる点です。他の株式投資などの投資を見ると、株式投資や FX 投資のために投資用の資金を融資してくれる金融機関はまずありません。
こういった投資は利益が出る可能性が高くなく、債務者が返済不履行に陥る可能性が高いからです。
しかし、不動産投資は、不動産物件を購入して運営するという、一つの事業への融資とみなされます。そのため金融機関も資産が失われる可能性が少ないと考え、債務者の審査を行った上で、審査を通過すれば融資してくれることが多いのです。
もちろん誰でも融資を受けられるわけではありませんが、一定の収入や勤務先の安定性があれば、不動産物件購入のための資金の融資を受けることは、そこまで難しいことではありません。
2.一定の収入を定期的に得やすい
不動産投資は資産を運用して定期的な収入を得ていくという、いわゆるインカムゲイン投資に該当します。一方で、株式投資や FX 投資は売買を繰り返し、売買益を得ることを目指すキャピタルゲイン投資に該当します。
キャピタルゲイン投資は、一度に多くのお金を得ることができるメリットがあります。しかし、取引に失敗すれば利益が出るところか損失が発生することも多いです。
一方でインカムゲイン投資は資産をを使用する権利を貸し出したりすることで収入を得ますから、運用資産の価値がそのものの価値が大きく減少することは少ないです。
不動産投資は一定の収入を定期的に得ることができるため、収入の計算が立てやすいメリットがあります。
3.運用に必要な作業が少ない
不動産投資で利益を出すには物件を購入したり貸し出したりする作業が必要ですが、一度貸出先が決まってしまえば、その後は特に作業をすることなく毎月家賃が振り込まれるのを待つだけです。
株式投資や FX 投資できちんと利益を出そうとすると、毎日相場の変動を監視してその相場の変動に沿った売買を繰り返さなくてはいけません。それだけの時間、相場を監視できる人は、本業があるサラリーマンの方ではなかなかいないのではないでしょうか。
不動産投資は運用する資産を購入するまでの手間や費用、時間はかかりますが、購入後は不動産会社に客付けや管理、運用を任せることもできるので、本業が忙しいサラリーマンでも運用を始めやすい点も一つのメリットとなってます。