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2017-12-01 20:11:07

「不動産投資とは①」では不動産投資の概要をご紹介しました。今回は、その続きとなり「不動産投資の種類」について、その一例を解説します。

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不動産投資の種類①:アパート・マンション経営
最もメジャーな不動産投資手法です。アパートやマンションまるごと一棟を購入し、多くの部屋を一斉に貸しに出すということになり。多くの賃貸収入を得ることができます。物件購入価格は高額になる場合が多いため、ほとんどの場合はローンを組むことが必要になることでしょう。

<メリット>
・税制上のさまざまな優遇措置を受けられる
・相続税などの節税対策として効果が高い
・安定した収入を得ることができる
・賃貸経営形態によっては、高い収益性が期待できる
・狭小地でも可能
・専門知識がなくても、建築から管理まで一括して依頼し、事業開始することが可能

<デメリット>
・法令上の制限に要注意
・事業開始後は転用が難しい
・初期投資額が多い
・空室リスクがある

不動産投資の種類②:ワンルームマンション経営
マンションやアパートの一室を購入し、賃貸経営を行うということであり、初心者にとって取り組み安い不動産投資となります。なお、間取りはワンルームだけでなく、1DKや1LDKなどの種類があります。

<メリット>
・1棟のアパート・マンション経営に準じるメリットがあります。

<デメリット>
・1棟のアパート・マンション経営と比較し、どうしても得られる収益が小さくなります。

不動産投資の種類③:オフィスビル・商業用ビル
かなり大規模な不動産投資になります。資金計画や事業計画をしっかりと立てて臨むべきであるといえます。こちらを検討する場合、エリア選定が極めて重要になるため、事前の綿密な情報収集やニーズに対するリサーチが必要になってくるでしょう。

<メリット>
・税制上のさまざまな優遇措置を受けられる
・居住用物件より高い賃料が期待できる
・経営形態によっては、高い収益性が期待できる
・立地の制約が緩和される

<デメリット>
・初期投資額が多い
・居住用でないため固定資産税評価の軽減が受けられない
・事業開始後は他への転用が難しい
・景気の影響を受けやすく、空室リスクもある

不動産投資の種類④:駐車場経営
既に土地を持っている人は始めやすいでしょう。ポイントは、駐車場に適した土地を探すということです。

<メリット>
・初期投資が少ない
・立地を問わない活用可能性
・他への転用が容易

<デメリット>
・税制上のメリットが少ない
(税制上の優遇措置がほとんどない)

不動産投資の種類⑤:資材置き場、トランクルーム
駐車場経営に似た形態となります。ポイントは、郊外の物件でも大丈夫な場合が多いということです。

<メリット>
・初期投資が少ない
・事業開始までの期間が短い
・他への転用が容易
・郊外エリアでも可能

<デメリット>
・税負担の軽減が受けられない
・収益が低いケースあり
・管理が困難な場合がある

この他にも不動産投資には多くの種類がありますが、初心者向けから上級者向けまで幅広くラインナップされているということも、不動産投資の魅力の一つではないでしょうか。


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